タバコは健康に良くありません』このフレーズは世間にありふれたメッセージです。
しかし、何故タバコを吸う方が日本では今だに多いのでしょうか?
実際にタバコを喫煙する方が、今後喫煙を控えた方が良い理由を順に説明していきます。
それでも、まだタバコを吸いたくなるでしょうか?
理由その1 健康被害が明確に示されている
まず、タバコを喫煙する方はタバコの害についてもある程度、認識しているはずです。パッケージには健康を損なう表示が貼られ、一般的な情報でも肺ガンの確率が高まる懸念や血流が悪くなる等の健康被害が報告された研究結果も公表されています。
タバコを吸っても健康の観点からみた場合、ストレスの除去等の効果があると言われておりますが良い事は一つもありません。
理由その2 喫煙する時間は有意義な時間でしょうか?
喫煙を習慣にしているヘビースモーカーの方の場合、1日におおよそ2箱分のタバコを喫煙します。1箱に20本入っているタバコでは合計40本分のタバコを1日で喫煙します。1本当たりの喫煙時間を3分程度で計算すると、じつに1日に2時間程度も費やすことになってしまいます。
もちろん、喫煙中は人と話をしたり有意義な時間を過ごしていると捉える事も可能ですが、大抵の場合、無駄な浪費の時間が過ぎて行くのを意識する事なく生活を送ることになります。
理由その3 生涯のタバコ代金はいくらになりますか?
タバコの代金はたびあるごとに値上げを実施しています。現在のタバコ1箱の値段は500円前後が多くなっており、1日で換算すると2箱分の1,000円の出費が生活費の他に嵩む事になります。
これは、年間で365,000円!もの高額な金額を自身の不健康銀行に支払いを続けることになります。もし、10年継続すれば車が購入出来てしまう金額と分かれば、いかに高額な買い物か認識して頂けるでしょう。
仮に、タバコを吸った気分で毎日貯金していけば、10年後には車が手に入ってしまう計算です。
理由その4 周りの人に迷惑を掛けていませんか?
最近は携帯灰皿等のマナーを守って喫煙をする方も多く見かけるようになりました。しかし、タバコに敏感な方は匂いだけでも受け入れられないという方も大勢います。
時と状況にもよりますが、同席している方に一言断って喫煙する際にも、タバコを喫煙しない方にとっては迷惑以外の何物でもないという事を心に留めておくべきです。
通常、相手の事を思いやる考えの方は、タバコを喫煙しても良いかどうかの問いかけに対して否定はしません。ですが、よほど気心の知れた間柄でない限り、本心は快く思っていないと思った方が良さそうです。
理由その5 味覚の変化で美味しさ半減
タバコの喫煙は味覚を変化させます。本当に美味しい料理を味わった時でも本来の味覚を実感出来ないのです。タバコはただ、不健康やお金の消費だけではなく、その他のデメリットにまで波及します。
理由その6 時代は格好良くない損なイメージに
初めてタバコを喫煙された方は、最初は煙ったくてタバコの良さを実感出来なかったと思います。それが、習慣になるまで喫煙を続けた理由は、喫煙する姿が格好いい自分になりたい願望や周りの人に勧められて同じようにタバコを吸うようになった人が多くいるのではないでしょうか。
現在でのタバコは負のイメージが固定され、喫煙する方も自己のセルフコントロールが自制出来ない人と見られてしまう可能性があります。
理由その7 将来の子供への影響は考えた事はありますか?
喫煙する姿は子供にも多大な影響を与えます。もし仮に貴方が子供から尊敬や信頼されている人であれば、子供心にタバコを吸う姿は良いイメージを伴って記憶されてしまう事にもなりかねません。
未来の子供の為にもタバコの害を知った大人として立派に対応したいものです。
(注意)タバコは個人の責任の範囲で喫煙しましょう。タバコの禁煙を推奨しておりますが、個人の喫煙をする権利を否定はしません。